南アメリカ西部に位置するペルー共和国は、降雨量の少ない海岸線の砂漠地帯や6,000 m級の山々が連なるアンデスの山岳地帯、アマゾンの密林地帯など、多彩な自然に恵まれており、マチュピチュ、ナスカの地上絵など数多くの有名な世界遺産を有する国です。観光資源が豊富である一方、首都リマ市周辺部、山岳地帯、熱帯雨林地帯を中心に貧困度の高い地域が存在しています。リマ市北部に位置し、貧困層が居住するカラバイヨ地区において母子の栄養改善事業を実施しました。
面積:約129万平方キロメートル(日本の約3.4倍)
人口:2,908万人
言語:スペイン語(84%・公用語)、ケチュア語(13%・公用語)、他
5歳未満児死亡率:19 (1000人当たり、2010年)
妊産婦死亡率:98 (10万人当たり、2008年)