
2026年の後発開発途上国卒業を目前に控えるネパールでは、経済成長とともに、国内に残る社会的・経済的格差の是正が喫緊の課題となっています。中でも、これまで開発の恩恵が十分に行き届かなかった山間部やへき地に暮らす人々、社会的に脆弱な立場にある女性や子ども、少数民族や低カースト層の人々に対する支援の必要性は、一層高まっています。誰一人取り残さない社会の実現に向け、地域や人々の状況に寄り添った、きめ細やかな活動が求められています。
面積:14.7万㎢ (北海道の約1.8倍)
人口:1,969万人 (2023年/世界銀行)
公用語:ネパール語
1 人あたりのGNI:1,430米ドル (2023年/世界銀行)
5 歳未満児死亡率:27人 (出生1,000人あたり、2022年/WHO)
妊産婦死亡率:142人 (出生10万人あたり、2023年/WHO)