マダガスカル共和国は、アフリカ大陸の南東、世界で4番目に大きいマダガスカル島を中心とする島国です。固有種の動植物が多く生息し、アフリカとアジアが融合した文化など魅力あふれる国ですが、農業生産性が低く、経済構造も脆弱なため、1日2.15ドル未満で生活する人々が8割にも上ります。また、森林伐採に加え、近年の気候変動が農業に与える影響は計り知れず、不作による食糧不足と収入の低下は、子どもをはじめとする住民の栄養状態を悪化させ、健康を脅かしています。
面積:58.7万km2 (日本の約1.6倍)
人口:3,033万人 (2023年/世界銀行)
公用語:マダガスカル語/フランス語
1人あたりのGNI:530米ドル (2023年/世界銀行)
5歳未満児死亡率:66人 (出生1,000人あたり、2022年/UN IGME)
妊産婦死亡率:392人 (出生10万人あたり、2020年/WHO)