AMDA-MINDS設立10周年企画 第6弾 「貧困をなくそう(SDGs目標1)ネパール・ミャンマー編」実施しました
あいにくの雨の水曜夜、finds MINDS「貧困をなくそう(SDGs目標1)ネパール・ミャンマー編」には、高校からシニアまでさまざまな方が集まりました。
まず、海外事業部長の田中が、先月出張したミャンマーで、マイクロファイナンスの受益者が縫製を行ったパーカー を手に貧困対策の一例として示します。
次にミャンマー事業統括の江橋から、中央乾燥地のメティラ郡で行っているマイクロファイナンス事業で受益者がどのように生活を改善していったかをお話します。
そしてネパール駐在の奥田から、2015年4月の震災で大きな被害を受けた地域の人々のほとんどが生計を頼る農業の技術向上支援事業をお話しました。冒頭大写しになった「28」という数字。ネパールに関係する何だと思いますか?答えは世界の国におけるネパールの貧困度の順位です。貧困度の高い上位にはアフリカの国々が並び、アジアでネパールより上位にいるのはアフガニスタンの23位だけです。
二人の発表後はミャンマーとネパールに分かれてグループトークを行いました。ネパールグループには奥田に加え、現地の経験の長い専門家がちょうど参加されていて、より詳しい話が聞けたようです。
ミャンマーグループでは現地の事情を尋ねる質問が途切れることなく続き、聞き足りなかったことを閉会後に江橋に尋ねる姿が見られました。
それぞれ関心のありかの異なる方たちが熱心に質問される様子を見て、やはり現地駐在による報告はできる限り多くの方に届くように準備しなくては、と思いました。参加くださったみなさま、ありがとうございました。今後もAMDA-MINDSでは駐在スタッフの一時帰国などの機会にこういった報告会を行います。みなさまどうぞご参加ください。