グアテマラ地震の緊急支援活動を行いました
11月7日に発生したグアテマラの地震を受け、11月11日から15日までの5日間、隣国ホンジュラス事務所よりAMDA-MINDSのスタッフが現地へ赴き、緊急支援活動を実施しました。
派遣チームは、状況調査を行い、家屋が倒壊し寝泊りする場所をなくした被災者に、テント14張と寝袋50個を供与しました。
テント1張、寝袋11個を受け取った被災者家族は、「3家族11人が住んでいたレンガ造り、トタン屋根の家屋は崩壊し、屋根が残った部分についても地盤沈下し、居住できない状況となった。地震の夜以降は、被害を免れたかまど付近に崩壊した家屋の資材を集め簡易小屋を設置し、家族11人が生活している。仮住居は11人が寝泊まりするには狭すぎる上、夜には0℃近くなるため、寒さをしのぐことができない。かまどに火を入れることで暖を取っているが、煙がひどく眠ることができない。だからテントは本当にありがたい。食料配給があったが、崩壊家屋への支援は届いておらず、非常に感謝している。少しでも暖かくして寒 い夜を迎えることができることが本当に嬉しい。」と話していました。
派遣チームは15日に活動を終え、ホンジュラスへ戻りましたが、今後も引き続き復旧状況を確認し、追加支援の要否について検討していきます。
この地震による被害状況は、死者43人、被災者24,034人、避難所で過ごす被災者は8,705人にのぼっています(13日付現地新聞「プレンサ・リブレ」による)。
緊急救援の詳しい様子はこちら(アムダWebサイト)
グアテマラ地震緊急支援活動 速報3
グアテマラ地震の緊急支援を開始しました
現地時間7日午前10時35分(日本時間8日午前1時35分)、メキシコ国境に近いグアテマラ西部チャンペリコの南24Kmでマグニチュード(M)7.4の地震が発生しました(米地質調査研究所(USGS)発表より)。
震源地に近いサンマルコス市では全戸が停電し、多くの建物や道路が損壊する等の被害が出ています。この地震により少なくとも52名が亡くなり、行方不明者は22名、負傷者は200人にのぼっています。
グアテマラを襲った地震としては、1976年に死者23,000人を出したM7.5の地震以来の規模のものです。
これに対し、AMDAグループでは緊急支援活動を行うことを決定し、隣国ホンジュラスで事業を展開しているAMDA社会開発機構の現地事務所から調整員2名の支援チームが被災地へ向かうこととなりました。
緊急救援の詳しい様子はこちら(アムダWebサイト)
グアテマラ地震緊急支援活動開始
グアテマラ地震緊急支援活動 速報2