日本の大学生がザンビア事業を訪問しました
8月23日、中央大学の学生団体LIFEの代表をしている小池涼さん(2年生)がザンビア事業を訪問されました。ザンビアの学校改築を目指して活動をしているLIFEではこの夏、3名のメンバーがザンビアを訪問し、支援候補先であるコミュニティスクールやホスピスなどの見学をされています。ザンビアで活動する日本のNGOの活動を知りたいということで、今回当団体のザンビア事業を訪問されることになりました。 午前中は、ジョージ保健センターを訪問し、結核治療サポーターの方と一緒にコミュニティでの結核啓発活動に参加しました。小池さんも小児結核に関するリーフレットを持って、サポーターと一緒にリーフレットを配り、「結核って知っていますか?」と住民に対して説明をされました。今回はジョージコンパウンド(非計画居住地区)の中でも、特に住居が入り組んでいる地区を訪問し、まるで迷宮のようでした。サポーターさんが居なければ、自分が一体どこにいるのか分からないような密集した居住区。「こういう所は、空気の流れが悪いので、もし結核患者さんが居たら、周辺の人にもたくさん感染させてしまうわね」とサポーターさんが心配していました。こうした居住地区は、道が舗装されていないだけではなく、ゴミが周辺に山積みされていて、衛生的にも決して良い状態とは言えません。雨季になると、雨が溜まり、ますます環境は悪化してしまいます。サポーターの家庭訪問など日常活動にも大きく支障をきたす大変な地域です。サポーターの方たちは、家庭訪問をしながら、普段保健センターなどに来ることがない子育て中のお母さん、家事で忙しい女性を中心に、結核の症状について熱心に説明をしていました。 |