おかやまコープとの協定締結10周年のつどい
10月23日、オルガホールにおいて、生活協同組合おかやまコープ主催、AMDAグループ共催で「AMDA協定締結10周年のつどい(おかやまコープのサイトに移動します)」が開催されました。
この催しは、生活協同組合おかやまコープとAMDAが、緊急救援や中長期活動などに相互に協力して対応し、協働して相互扶助の精神を地域社会へ広げていくことを目的とした協定を2007年に締結してから今年10周年を迎えたことから、10年間の協働を振り返り、「おもいやり 地球市民の パスポート」を合言葉に、今後もともに手を携えて活動していくことを確認するものでした。
つどいにはおかやまコープ組合員の皆様をはじめとする100名を超える方々が出席されました。まず、おかやまコープ理事長の平田様より、この協定が組合員の皆様の声により実現したことや、緊急救援活動支援にあたり被災地に寄せる思いを伺いました。そして、おかやまコープ全体理事の市川様より、10年間におかやまコープ様よりいただいた支援活動について伺うことができました。
AMDAからは、「AMDA人道援助の三原則」などを改めてご紹介した他、フィリピンとネパールでの緊急救援活動についての報告がありました。そしてAMDA-MINDSからは、現在「妊婦クラブ支援事業」にてご支援をいただいているホンジュラスより一時帰国していた業務調整員の陰山が、これまでの支援活動に参加していた妊婦さんと生まれた赤ちゃんの今を紹介するなど、組合員をはじめとするおかやまコープの皆様にいただいたご支援が、確実に今につながっていることをご報告しました。
そして、組合員の皆様がホンジュラスの母子に向けて作ってくださったプレゼントを贈呈いただきました。ホンジュラスからは、支援活動を通じて描いた子どもたちの絵と、お母さんたちからのメッセージをプレゼントしました。
その後は組合員の皆様とAMDAグループの関係者との交流タイムとなりました。AMDAグループに関するクイズや歓談を通して、AMDAグループが実施している活動はもちろん、現地の人々の生活事情や支援がいかに地域の人たちに届いているかなどなどについてお話することができ、相互理解を深める貴重な時間となりました。
つどいを通して、パートナーとして長く協働できることへの感謝を深く感じるとともに、これからもこのような素晴らしい関係を持ち続けられるように努めたいと、気持ちを新たにしました。 参加してくださった皆様、長い時間をかけてご準備下さったおかやまコープの組合員、職員の皆様、本当にどうもありがとうございました。