国際保健医療学会開催報告
11月3日(土)4日(日)AMDAグループ代表の菅波が大会長を務める第27回日本国際保健医療学会が岡山大学を会場に開かれました。
1日目には、AMDA社会開発機構理事長の鈴木が座長を務めるミニシンポジウムが開かれました。
ミニシンポジウムには、シンポジストとして、外務省の山口又宏氏、JICAの佐藤知子氏、JANICの山口誠史氏、AAR Japanの堀江良彰氏、そしてAMDA-MINDSより竹久佳恵が、またコメンテーターとして厚生労働省より直前までUNAIDS(国連エイズ合同計画)で勤務されていた江副聡氏が参加しました。
外務省・山口氏、JICA・佐藤氏は、それぞれのODA機関とNGOとの保健分野における連携の歴史や現状、今後の展望についてお話されました。
JANIC・山口氏からは、国内のNGOとODAの関係についてご説明があり、AAR・堀江氏、AMDA-MINDS・竹久からは、それぞれの事業国であるザンビアとミャンマーにおける保健改善プロジェクトについてご紹介しました。
「保健医療分野におけるODAとNGO」というテーマについての、政府機関とNGOのそれぞれの立場からの発表に、会場に集まったおよそ50名の方々は、興味深く、そして熱心に耳を傾けていました。
大会長を務めたAMDAグループ代表・菅波茂の講演の様子はこちらをご覧ください。
————————————————————————————————————————————
11月3日(土)4日(日)岡山大学を会場に第27回日本国際保健医療学会が開かれ、AMDAグループ代表の菅波が大会長を務めます。
AMDA社会開発機構理事長の鈴木が座長を務めるミニシンポジウムも開かれます。
ミニシンポジウムI:
「共創の国」のODA とNGO -(医療保健分野の)ODA における本邦NGO の今後の役割-
座長:(特活)AMDA社会開発機構 理事長 鈴木俊介
テーマおよびシンポジスト(敬称略)
(1)外務省とNGO との国際貢献・国際協力に関する連携の枠組みとこれまでの経緯・成果について
外務省国際協力局民間援助連携室 室長 山口又宏
(2)ODAにおける本邦NGOの今後の役割-草の根技術協力事業の10年を振り返りNGOとの協力を通じた日本の強みの体現を模索する
独立行政法人国際協力機構 国内事業部 市民参加推進課 課長 佐藤知子
(3)NGOの特徴とODAとの連携
特定非営利活動法人国際協力NGO センター 事務局長 山口誠史
(4)ザンビアにおけるODA を活用したAAR のHIV/エイズ対策事業と
同国におけるODA中の同事業のポジション
認定特定非営利活動法人難民を助ける会 事務局長 堀江良彰
(5)NGO が実施する保健医療分野のODA 事例紹介
特定非営利活動法人AMDA 社会開発機構 プログラムマネジャー 竹久佳恵
市民向けの公開講座もありますので、お近くの方はぜひお越しください。