AMDA-MINDS設立10周年企画第8弾 finds MINDS「届け、この想い!ネパールの子どもたちへ~髙杉医師とAMDA-MINDSの8年間」を開催しました
1月18日(木)、AMDA-MINDS設立10周年企画第8弾 finds MINDS「届け、この想い!ネパールの子どもたちへ~髙杉医師とAMDA-MINDSの8年間」を開催しました。たくさんのご来場ありがとうございました。
イベントではまず、ネパール事業統括の小林がネパールの概要、母子保健状況と課題に加え、AMDA-MINDSによる最近の取組をご紹介しました。また、その活動を長きに亘って支えてくださっている髙杉先生が、実際に現場で支援(技術指導)した時に感じたこと、支援する前とした後の気持ちの変化、そしてこれからの夢について語ってくださいました。
「当初は『支援してあげるんだ。技術を教えてあげるんだ』ぐらいの気持ちで、ベクトルは私からネパールの人に向かっていたましたが、現地で活動をするにつれ、『私たちがネパールの人から学ぶ』、つまりネパールの人から私に向かうベクトルへと変化しました。支援に必要なのは『私たちがなにかを教えてあげる、してあげる』のではなく、『現地の人がやりたいこと、目指すこと、夢見ることを応援すること』なのだといまは感じています。今後もネパールとのつながりを大切にし、日本の若者や子ども達にもネパールから学びを得、人生の糧にできる機会を作っていきたいと思っています。」という髙杉先生のお話しに、私たちスタッフも改めて、「支援とは何か」という基本にたちかえって自身の仕事を見つめ直す機会となりました。
髙杉先生のように熱い想いで私たちの活動をご支援くださっている方は、ご来場いただいた方はもちろん、それ以外にもたくさんいらっしゃいます。ご支援・ご協力いただいている方々が「支援」に込められたお気持ちを大切に、また明日からも、コツコツと、一歩ずつ、プロジェクトを進めていこうと気持ちを新たにした夜でした。