おかやまコープ様よりホンジュラスの活動にご寄付いただきました
1月9日、オルガ本部で開催された贈呈式にて、生活協同組合おかやまコープ様よりホンジュラスの母子保健活動に対して100万円のご寄付を頂戴いたしました。贈呈式には、おかやまコープ様より平田理事長、田中専務、組合員の方々にご出席いただき、当団体からは理事長の鈴木と担当のスタッフ3名が参加させていただきました。
ホンジュラスは、中南米の他国と比較して妊産婦と乳幼児の死亡率が高く、特に農山村地域では母子保健サービスが行き届かないという問題を抱えています。ホンジュラス東部にあるエルパライソ県のダンリ市の村では、保健所で健診を受けるために何時間も徒歩や馬で山を下りていかなければなりません。また妊娠・出産・育児や栄養に関しての情報を得る機会が不足していることから栄養不良の妊婦さんも多くいます。
そこで、この度いただいたご寄付は、産前産後のお母さんと子どもたちの健康を守るために、「妊婦クラブ」の活動に活用させていただきます。地域の各保健所で開催される妊婦クラブでは、保健所の看護師から妊婦さんへ調理実習と栄養教育を行うとともに、必要なビタミン剤や産着やおむつなどを提供します。また、妊婦クラブは、同じ環境にあるお母さん同士の交流場として、出産や育児について情報を交換したり、相談し合ったりできる場になります。少しでも多くのお母さんと子どもたちの健康が守れるよう、活動を行っていきたいと思います。
また、当日は、これまでご支援いただいておりましたザンビアのコミュニティセンターのプロジェクトについてもご報告いたしました。農場の整備やキノコ栽培、魚の養殖などの新たな活動を実施できたことにより、コミュニティセンターがより一層地域の人々の生活と健康に貢献できるようになりました。誠にありがとうございました。