2月21日（金）に大阪国際ユースホステルで開催された「第5回国際開発プランニングコンテスト」に海外事業部の田中一弘がNGO相談員として参加しました。このコンテストは、学生団体であるIDPC（International Development for Progress and Change）が国際開発を志す若者に必要な能力や視座を学ぶ機会を提供することを目的として開催したもので、2月18日～21日までの4日間行われ、合計18名の学生（大学生17名、高校生1名）の参加がありました。

参加者のみなさんは、5つのグループに分かれ、NGOのスタッフになった想定でバングラデシュにおけるプロジェクトを立案されていました。当団体からは最終日に審査員（3人のうちの1人）として参加し、各グループのプレゼンテーションを聴き、プロジェクトの内容について質疑応答を行い、審査を行いました。洪水対策（防災）や交通事故予防など、内容・取り組み方も様々で魅力的なプロジェクトばかりでした。

当団体からは、実際のプロジェクト立案の経験に基づいて、いかにニーズを的確に捉えるか、いかにプロジェクトを有効性の高いものにするか、などの視点からコメントや情報提供をしました。また、プロジェクトについてだけでなく、将来国際協力の分野で働くためのキャリア形成や、大学院留学などの質問・相談にも数多くお応えすることができました。

プロジェクトプランニング以外にも様々なゲストによる講演やキャリアフェアも行われ、これから国際協力を目指される方にはとても魅力的なイベントであると思いました。

主催者のみなさま、参加者のみなさま、ありがとうございました。