メティラ総合病院へ蓄電装置を寄贈いただきました。 2015/01/29 太陽光発電システムをはじめ、蓄電池システム、防振・防音・防雪製品等の総合メーカーであるネミー株式会社様(本社東京)より、メティラタウンシップにあるメティラ総合病院へ蓄電装置が寄贈されました。メティラ総合病院は、メティラタウンシップに住む29万人の保健医療面を支える中核病院です。しかしながらインフラ整備が遅れ停電が日常茶飯事の同地では、特に手術中の突発的な停電にどう対応するかが大きな課題となっていました。 メティラ総合病院小児病棟の入院患者に栄養給食の提供を支援しているAMDA-MINDSは、この状況をどうにか改善できないかと考えていたところ、ネミー株式会社様とのご縁でこの度の蓄電装置寄贈へと繋がりました。 2014年12月19日に行われた寄贈式には、同社から根上社長をはじめ3名が出席され、病院長、医師・看護師ら病院スタッフから盛大な歓迎を受けました。式典では、根上社長が寄贈に至った経緯や同装置の性能について説明し、参加者は興味深く耳を傾けていました。その後、日本人技師が装置を設置して稼働状況を確認したのち、使用方法やメンテナンス方法について病院スタッフへ説明が行われました。 病院長からは、「これからは停電時に同装置が自動的に発動し、瞬時に発電できるようになるため、停電の心配なく手術を行うことができる。」と感謝の言葉が伝えられました。 電気供給が脆弱なこの地域において、寄贈された装置が多くの患者さんの回復を大きく助けることでしょう。なお、寄贈式の様子は、12月22日付のミャンマー国内新聞「Mirror」に掲載され、地域の人たちに広く伝えられました。 寄贈くださったネミー株式会社様、あたたかいご支援をどうもありがとうございました。 ネミー株式会社の皆様と病院スタッフ 寄贈に至った経緯を説明するネミー株式会社根上社長 設置作業を行うネミー社の日本人技師