ミャンマーのお弁当箱 ミャンマー事務所 佐藤幸江
2015/02/03
日本の皆さん、ミンガラーバー!(ミャンマー語でこんにちは)ミャンマーに赴任して1か月の佐藤より、現地の人々の愛用品をご紹介します。
ミャンマーの朝は早く、6時に起きてカーテンを開けると、外はまだうす暗いにも関わらず、多くの家の電気がすでに点いており、生活の音が聞こえてきます。7時すぎに家を出ると、出勤・通学中の人が、朝日に照らされて銀色に輝く何かを手に持ち、歩いている姿をよく見かけます。この銀色の物体、実はお弁当箱です。 日本のように、ミャンマーでも多くの方が、自宅から持参したお弁当をお昼に食べます。 日本のお弁当箱は様々なデザインがありますが、ミャンマーでは、大きさや段数こそ異なるものの、多くの方が、同じデザインの、丸いステンレス製のお弁当箱を使用しています。 このお弁当箱には、取手がついており、お弁当箱ごと持ち運びができるようになっています。子どもたちやお父さんが、同じデザインのお弁当箱をぶら下げて出勤、通学する姿はなんだか微笑ましく、私もついつい欲しくなってしまい購入しました。 日本では、一つの容器に数種類のおかずを詰めることが多いですが、こちらでは、各段に一種類のおかずを詰めるため、おかずの汁が他のおかずに・・・という心配がありません。また、このお弁当箱は、金具できっちり密閉できるため、汁物を入れることもでき、スープやカレーを入れている方が多いです。 ヤンゴン事務所のスタッフも、よくこのお弁当箱を持参しています。 私はというと、このお弁当箱がキッチンのオブジェになりつつありますが、いつの日か、自分で作ったミャンマー料理をこのお弁当箱に詰めて出勤したいものです。 皆さんも、ミャンマーにお越しの際は、お土産にお一ついかがですか? |