よりよいコミュニティセンターに生まれ変わりました
アフリカ南部に位置するザンビア共和国は、人口の6割以上を1日1.9米ドル未満で暮らす貧困層が占めており、首都ルサカ市には多数のスラムが存在しています。そこに住む人々は、不安定な収入や、不衛生な生活環境による感染症など、さまざまな問題を抱えながら日々の生活を営んでいます。
こうしたスラムの一つ、アムダマインズが支援しているジョージ地区には20万人が暮らしていますが、住民の健康と福祉の増進を担うため、市保健局と地域住民によって構成される運営委員会によって自主的に運営されているのが「コミュニティセンター」です。
このコミュニティセンターがユニークなのは、農業や養鶏、職業訓練、駐車場やオフィスの賃貸経営などの収益事業から得られる収入の一部を、ジョージ地区唯一の保健センターに還元することで、地域社会に貢献している点です。センターで収穫した農作物を保健ボランティアに無償提供したり、収入を保健センターの運営費に寄付したり…といったこれまでの活動は、地域住民はもちろん、保健センタースタッフからも好評を博しています。
コミュニティセンターの機能を多角的に強化することで地域住民へのよりよい貢献につなげようと、連合「愛のカンパ」中央助成のご支援を得て、様々な整備を進めることができました。
施設の整備は、働くスタッフはもちろん、コミュニティセンターの利用者にも大変好評でした。
こちらの活動レポートでは、コミュニティセンター支援のこれまでの経緯や、長年携わっているスタッフの想いなどをお伝えしています。ぜひ、併せてご覧ください。
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