ホンジュラス大使を訪問しました

2014/10/09
マルレーネ・ビジェラ・タルボット特命全権大使(左)とホンジュラス事業統括の山田
マルレーネ・ビジェラ・タルボット特命全権大使(左)とホンジュラス事業統括の山田

10月6日、台風がちょうど関東に差し掛かった頃、ホンジュラスのマルレーネ ビジェラ タルボット特命全権大使をホンジュラス事業統括の山田が訪ねていました。大使は前任地の台湾には8年おられ、現在はタイとフィリピンを兼轄されている、アジアのエキスパートです。

現地の事業を説明する山田に、大使が質問されます。

特に山間部の妊婦が出産を待つための「妊婦の家」について、何人泊まれるのか、病院からどのくらい離れているのかと大変興味を持っていただいたので30床で病院の隣接地であることなどを説明しました。

9日の報告会で、クリアファイルと一緒に、大使からいただいたポストカードなどを参加者にプレゼントしました
9日の報告会で、クリアファイルと一緒に、大使からいただいたポストカードなどを参加者にプレゼントしました

また、青少年教育では何を教えているのかと質問されたので、自尊心、価値観、薬物、暴力、リプロダクティブヘルスなどを扱っていると回答しました。

近年治安の悪化が問題となっているホンジュラスですが、以前はこれほどではなかった、ホンジュラスという国はそもそも人柄も良く、国土は美しい。大使のご両親の出身地であるオコテペケ県はエルサルバドルとグアテマラに国境を接し、人の行き来も多く、とても美しい土地だ、若い人たちに職があれば、と祖国への熱い思いをお聞きして、私たちも、今行っている青少年育成のプロジェクトの重要性を再認識しました。

母子や青少年など、特に社会的に立場の弱い人々を対象としたAMDA-MINDSの活動は大変意義深いと、今後私たちの活動に協力を惜しまないことを約束してくださいました。

9日に報告会でホンジュラスコーヒーを紹介することをお話ししたところ、ぜひにとポスターやポストカードなどをいただき、会場を彩るとともに、当日お越しいただいた参加者のみなさんにMINDSのオリジナルクリアフォルダとともに差し上げ、喜んでいただきました。