出雲市のコミュニティセンターで、ホンジュラスについて話しました
8月6日、島根県出雲市出西コミュニティセンターの「夏のこども体験教室半日コース」で、18日には、荘原コミュニティセンターの「親子体験」にて、ホンジュラスのお話をさせていただきました。併せて1年生から6年生まで76人の子どもたちと、ボランティアの中学生・高校生約10名、コミュニティセンターの職員さんを含む約45名の大人の方々が参加してくださいました。
子どもたちは、トウモロコシの粉で作ったホンジュラスのお菓子(ロスキージャとトゥスタカ)を試食しました。「思ったより硬い!」「おいしい!」と外国の味に、興味津々でした。民族衣装の試着では、モデル役をかってでてくれた子どもたちに、大人の方々から「かわいい!」と拍手がおこりました。また、出西コミュニティセンターではスペイン語の挨拶を覚えて、ホンジュラスの子どもたちへメッセージとして送るため、みんなでビデオを撮影しました。荘原コミュニティセンターには、島根大学に通うホンジュラス人の留学生・イリナさんが参加してくださり、子どもたちにスペイン語を教えてくださいました。
学校に行きたくても行けない子どもがいることや、きれいな水が飲めない子どもがホンジュラスにいることを知った子どもたちは、「私たちにも何かできることがあるかもしれませんね」という問いかけに対し、「お金を募金箱に入れる!」「ぼく、1円玉16枚持ってる!」「(ペットボトルの)キャップを集める!」と一人ひとりが今、できることを考えました。感想文では「自分にできることをしようと思いました」「いろいろな国があって、日本が一番良いと思った」など、子どもたちがしっかりとメッセージを受け止めてくれたことがわかり、大変嬉しく思いました。
大人の方々からも、「日本も戦前戦後は水を毎日桶で運んでいたものだ、と思い出した」「日本の子どもたちが、いかに恵まれた環境で育っているかということを改めて感じました」といった感想をいただきました。
また、両コミュニティセンターに募金箱を置くことを快諾いただきました。出雲市出西地区・荘原地区の皆様、本当にありがとうございました。