東日本大震災関連情報
AMDAでは、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震への緊急医療支援として医療チームを派遣し、AMDA社会開発機構からも調整員を派遣しました。
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東北地方 太平洋沖地震お見舞い
急啓
今般の東北地方太平洋沖地震により、甚大なる被害に見舞われました皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
災害が発生した3月11日、AMDAグループ(当団体は同グループ構成団体の一つ)は活動を開始し、翌日緊急医療支援第一次隊を現地に派遣しました。現在は21名のスタッフとボランティアが仙台市を拠点に被災者の皆様に対する緊急医療支援を継続しております。
まだ救援活動は始まったばかりですが、被災地の皆様の傷が一日も早く癒され、早期復興が可能となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
草々
2011年3月14日
特定非営利活動法人AMDA社会開発機構
理事長 鈴木 俊介
ジブチ「日本国民との連帯の一日」
この度の東北地方太平洋沖地震による災害に対して世界各国から支援とお見舞いの言葉が寄せられていますが、ここジブチでも、事業の実施パートナーであるUNHCR、その他の協力・関係団体、当団体のジブチ事業スタッフ、ジブチで働く外国人やジブチに住む一般の人々から、この震災で被害者及び被災された方々への弔慰とお見舞いの温かいお言葉をいただいております。そして、ジブチ政府により、今回の震災の被災者の方々への弔慰とお見舞いの式典が3月23日(水)に行われました。 ジブチ国ゲレ大統領以下閣僚、お年寄りから若者までのジブチ国民、ジブチに駐留する各国軍隊、国際機関の代表、そして日本を含む在ジブチ各国大使、ソマリア沖海賊対策のためにジブチに駐留する自衛官、青年海外協力隊員(JOCV)ら在留邦人など数多くの参加者が同式典に参列しました。当団体からも邦人駐在スタッフが参加しました。
広場中央には横断幕が掲げられ、参列者の中には、弔慰とお見舞いの気持ちを込めて、横断幕やカードを掲げる人々の姿も見られました。式典では、大統領、日本大のスピーチに加え、ジブチで活動するJOCVの代表者から、フランス語、ソマリ語でそれぞれスピーチがありました。
今回の未曾有の災害によって、多くの方々が困難な状況におられますが、被災地の一日も早い復興を、遠いジブチの国よりお祈り申し上げます。
2011年3月28日
「震災へ寄せられたネパールからのメッセージ」
マグニチュード9.0の地震とそれに伴う津波、東日本を襲ったこの未曾有の災害から3週間が経ちました。
AMDA-MINDSの職員もAMDAグループの一員として、多くの医療従事者の皆様、ボランティアの皆様とともに、岩手県ならびに宮城県で緊急支援活動に参加しています。1日も早い復興を願わずにはいられません。AMDA-MINDSが活動する海外6ヶ国(ホンジュラス、ペルー、ジブチ、ザンビア、ネパール、ミャンマー)からも連日、地元当局の皆様、関係者の皆様、ならびに受益者の皆様から多くの励ましのお言葉を頂戴しています。
今日はその一つ、ネパールで支援している「シッダールタ母子専門病院*」の院長からのメッセージを紹介致します。
シッダールタ母子専門病院を代表し、2011年3月11日の甚大なる地震・津波被害に遭われた日本の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。この災害で多くのものが失われました。自然のすさまじさと、それが人間にもたらす無慈悲さについて考えられずにはいられません。この甚大なる被害に、私たちの心も深く傷ついています。この甚大なる被害に耐え、そしてのり越えるための更なる強い力を、全能の神が日本の皆様にもたらしてくれるよう私たちは皆、祈っています。最後に、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
2011年3月21日
シッダールタ母子専門病院
院長 Dr. Binod Parajuli
*「シッダールタ母子専門病院(通称AMDAネパール子ども病院)」
ネパール南西部ルパンデヒ郡ブトワル市に位置する慈善病院。AMDAグループの一員であるAMDAネパール支部がその運営に携わっており、AMDA-MINDSからは基盤整備や人材育成の分野で協力。同院は1998年、阪神淡路大震災被災者の方々の想い、毎日新聞社からのご協力など多くの日本の方々からのご支援と、地元関係者(地元当局、商工会議所、AMDAネパール支部など)との協力により設立された。
海外事業部 田中一弘
2011年4月1日