ミャンマー地震~活動地と現地スタッフの状況について
2025/03/31
日本時間の3月28日午後3時20分ごろ、ミャンマー中部を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生しました。甚大な被害が発生していますが、停電、携帯電話やインターネットの不通などの影響もあり、全容の把握には、まだかなりの時間がかかる見込みです。まずは、被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
アムダマインズは現在、ミャンマーの最大都市であるヤンゴンに駐在員を派遣し、30名あまりの現地スタッフとともに母子保健と生計の向上を目指した活動に取り組んでいます。このうち、マンダレー地域に属するメティラ郡では、多くの村が地震による影響を受けました。道路に亀裂が入ったり、ビルや家々の倒壊、一部損壊などが広範囲に生じている模様ですが、電気がなく、通信も途切れがちなため、状況の把握は遅々として進んでいません。幸い、いまのところ死亡にいたるような大きな人的被害の情報はありません。また、ヤンゴン事務所をはじめ、すべての現地スタッフとその家族の無事は確認済みです。
メティラ郡では現地スタッフ自身が被災者であり、大きな余震も続いていますが、安全を最優先に、状況の把握を進めていきます。
海外事業運営本部長 白幡利雄
