【マダガスカル飢餓】干ばつで飢餓に苦しむ住民をご支援ください

2022/03/23

世界中で気候変動の影響が広がる中、マダガスカル共和国の南部では長期化する干ばつで、住民の約半数にあたる131万人が危機的な食糧不足に陥っています。

飢餓状態（極度の食料不足）にある人々は、サボテンの実などを食べ飢えをしのいでおり、重度の栄養不良による免疫力低下で、呼吸器系疾患（肺炎等）や消化器系疾患（下痢等）を患う患者が急増しています。

長期化するコロナ禍で、人口の8割を占める貧困層の暮らしが日に日に困窮の度を深める中での飢饉で、特に十分な栄養をとる必要がある乳幼児や妊産婦、慢性疾患を抱える人々の命は危険にさらされています。

マダガスカル南部では、4年ほど前から降雨量が極端に減り、川は干上がり、農業は壊滅的な被害を受けています。

AMDA社会開発機構（アムダマインズ）は2020年1月から、現地NGOのASOS（アソス）とともに、主に首都近郊地域で栄養改善や環境保全に取り組んできましたがこの危機的な状況をうけ、干ばつに苦しむ人々に、必要な支援をいち早く届けたいと考えています。皆様からのご支援は、干ばつによる飢餓で苦しむ住民への支援活動（医療チームによる巡回診療に必要な医薬品代や車両燃料費など）に大切に使わせていただきます。

あなたのお力が必要です。どうかご協力をお願いします。

活動の様子・現地からのメッセージ

すでに850人を超える方々からご支援が寄せられています。本当にありがとうございます。
現在、保健センターへのアクセスの悪い42村への巡回を続けており、これまでに3,500人を超える住民が診療を受けることができました。5歳未満の子どもの1割が急性栄養不良であり、また妊産婦の多くが十分な健診を受けられていないという状況も明らかになっています。今後もこうした深刻な保健医療のニーズに応えられるよう、活動を継続していきますので、引き続きご支援くださいますようお願いします。（2022年5月24日）

マダガスカルは今、雨期です。にもかかわらず、南部地域では全く雨が降っていません。関係諸機関による干ばつに苦しむ人々への支援活動は続いていますが、いまだ十分とは言えません。私たちアムダマインズも、現地NGOのASOS（アソス）と共に、干ばつに苦しむ人々への医療支援活動に着手していますが、その被害の甚大さを前に、さらに活動範囲や規模を拡大する必要性を痛感しています。活動資金はいまだ十分ではありません。皆さまのご支援をよろしくお願いします。（2022年2月8日、マダガスカル事業統括　江橋裕人）

支援方法

1. クレジットカードによる寄付

※お支払いはROBOT PAYMENTの決済ページに遷移します。遷移先での決済情報は暗号化通信により安全な形で送信されます。
※領収証の発行が必要な方は、こちらまでご連絡ください。領収証の発行は、アムダマインズで入金を確認した日付です。クレジットカードご利用の場合、お手続きから最大2ヶ月程度かかりますので、あらかじめご了承ください。