納豆と「テンペ」と「ペーポー」/海外事業部 田中一弘
2016/02/18
私が納豆を食べるようになったのは、5~6年前ぐらいでしょうか。走ることが趣味になってから、自ずと食べ物にも気を使うようになりました。そうすると、高タンパクで低カロリー、とにかく、身体に良いことだらけの(そして値段も安い)納豆を食べない訳にはいきません。最初はその香りに抵抗もありましたが、今では好んで食べるようになりました。
先月、インドネシアへ出張に行ってきたのですが、「テンペ」という食べ物に出会いました。なんでも、インドネシア版の納豆だそうです。予想に反して、匂いはほとんどありません。四角く固めて味付けをして揚げてあるものを食べましたが、クセもなく、とてもおいしいものでした。身体にも良くて、食べやすいとなると、これは日本の健康志向の人たちにも受けるのではないかと思ったところ、日本でも流行った時期があったようです。
そして、昨年6月のミャンマー出張の際にも、「ペーポー」というミャンマー版の納豆を食べる機会がありました。プロジェクトを実施しているシャン州の名物だそうで、たまたまそこに出張したので、まさにその本場で食べることができました。こちらはしっかりと納豆の匂いがあります。平たくつぶして揚げたせんべいのようなものは、スパイシーな味付けで、ビールのつまみにぴったりという感じでした。
最近、また、健康食として発酵食品が注目されているようですが、こうして色んな国で作られ食べられてきたのには、健康への貢献という意味があったのでしょうね。