新年賀詞交換会/ミャンマー事務所 江橋裕人

2016/01/19
201601_ミ国 シュエダゴン・パゴダ
ヤンゴン中心にそびえ立つ「シュエダゴン・パゴダ」

1月12日、日本大使公邸にて新年賀詞交換会が行われ、松尾職員と共に参加してきました。

昨年11月の国政選挙を無事に乗り越え、ミャンマーが新たな体制の確立に向かう中、多くの邦人が日本大使公邸に集まりました。その数、300人は越えていたでしょうか。樋口大使は在留届を提出している邦人が1,800人を越えたとお話されました。当時の正確な数は分かりませんが、私の着任時(2010年6月)は500人もいなかったのではと思います。出席者全員の方とご挨拶できたわけではありませんが、多くの方が日緬両国の経済協力を深め、同国の発展と安定に貢献するために来られていると思うと、とても頼もしく感じられました。

更なる飛躍が期待されるミャンマーではありますが、その果実が単純に皆に広く行きわたる訳でもありません。徐々に変化は見られつつもまだ社会インフラ整備が行き届いていない地方の過疎地、経済資源が乏しい地域、経済発展の地域的な偏在により人口流出が顕著な地域などがそうであり、人道支援、開発支援はますますその重要性を増すと考えます。

今年も希望を新たに、変化する同国の人々ともに、コミュニティ開発支援活動に臨みたいと思います。支援者の皆様の一層のご協力をお願いいたします。