AMDA-MINDS学生会のイベントを開催しました
こんにちは!AMDA-MINDS学生会です。
私たちはAMDA-MINDSの考えに賛同し、学生目線で国際協力について考え、活動しています。
12月13日に、「AMDA-MINDS学生会プレゼン企画~帰国報告(ザンビア)~」を行いました。
ザンビア駐在員である稲葉さんをお呼びし、現地での活動の様子や生活や文化の違いなどをプレゼンしていただきました。さらに、座談会においては、学生の様々な疑問に答えていただきました。
なぜこのような企画を行ったのかというと、学生と国際協力を行っている人が実際に意見を交わせる機会を作りたいと思ったからです。学生にとって、生活の中で国際協力を身近に感じ、さらには意見を持つという行為はどちらかというと非日常です。このような非日常の行為を一日でも生活の中に組み込み、考える機会を持ってほしいという願いから企画をしました。
では、稲葉さんのプレゼンと座談会について報告したいと思います。
まず、稲葉さんにザンビアについてプレゼンを行っていただきました。学生が興味を持った点は様々でしたが感想の一部を紹介したいと思います。
学生・男「農業循環センター計画の話にとても興味をもった。マーケットとどのようにつながっているのだろうか?」
学生・女「ザンビアという国を知らなかったがイメージ的に発展途上国であった。しかし、街中ではあるものの立派なショッピングモールがあってイメージが変わった。」
学生・男「ザンビアには結核感染者がたくさんいて、日本は恵まれていると思った。助けられる側にもプライドがあるという言葉がとても印象に残っている。そんなこと考えたこともなかったので。」
ザンビアという国を知らない人が多かったですが、今回の話を聞いてザンビアについて興味を持ったという学生も少なくありません。
お話をしていて「助けられる側にもプライドがある」という言葉に、国際協力の難しさを感じたという人もいました。稲葉さんの話を聞いて、考えることは様々だったと思いますが、有意義な時間となったことは間違いありません!
つぎは、二つのグループに分かれて質問や意見交換の時間とする座談会を行いました。
ちょっと時間が短くなっていたのですが、それぞれのグループで意見が活発に交換されていて、終了の言葉をかけるのが申し訳ないくらいでした。
学生・女「現地で何年も働かれている方の生の声を聴くことができて、よかった。」
学生・女「将来についてのお話もあって、自分が将来について悩んでいた時期だったので、参考になりとてもありがたかった。」
最後に、私の参加したグループでとてもいい質問をされている方がいたので、ご紹介した
いと思います。
学生・男「僕たちができる国際協力は限られている。たとえば募金くらいかな。現地に行くこともできるけど、そんなに毎日でもない。つまり、限界がある。正直、仕方ないってあきらめている。でも、現地で国際協力をしている人は、目の前で死にゆく人をみて、あと一人助けられたら…と思いながら活動をしているに違いない。助かる一人でも多くの命を助けたいと願っても、かなわないとき、どうやって心を割り切っているのですか?僕だったら、あきらめてしまうかもしれない。」
とても難しい質問でしたが、本質をついたような質問ではっとさせられました。
困った顔をしたAMDA-MINDSの職員の方でしたが、しっかりと経験を踏まえてお答えになられていて、とても勉強になりました。
その質問の答えを書こうかと思ったのですが、あえて書かずに、みなさんに考えていただきたいと思います。国際協力を経験して学んでみたいと思ってほしいです。
どうすれば世界にもっと幸せが溢れるのでしょうか、そんな疑問が浮かんだ日でした。
座談会では、話が盛り上がり参加者で意気投合し、最終的に懇親会にまで行くことになりました。
懇親会でも、学生と職員の方がざっくばらんに意見を交わす機会となり、とても有意義な時間とすることができました。参加してくださったみなさんありがとうございました!
そして、最後になりましたが、今回この企画にご協力いただいたAMDA-MINDS職員のみなさんに心から感謝をしたいと思います。
誠にありがとうございました。
継続的に今後もこのような活動を行っていきたいです!
ぜひ、次回はみなさんも足を運んでみてください!!