10月24日（木）、岡山国際交流センターにて、ホンジュラス事業 事業統括・山田留美子による活動報告会を開催しました。

あいにくの天候にも関わらず、この会のためだけに遠方からかけつけた方も含め8名の方々にご参加いただき、ホンジュラス事業の歴史や同国の母子保健事業についてお話ししました。

母子保健事業の報告の中では、ホンジュラスの村に住む多くの妊婦さんたちが、山間部の地理的環境のために危険を伴う自宅での出産を余儀なくされていることを説明し、事業で建設した「妊婦の家」（山間部に住む妊婦さんが、出産を待つために数日間滞在できる、保健センターに付属する施設）により、保健センターでの出産数が大幅に増えたことをご報告しました。また、新たに別の地域で母子保健事業をスタートさせ、「妊婦の家」の建設などによって施設分娩の増加を目指していることもお話ししました。

参加者の方々は熱心に耳を傾けられ、時折メモを取りながら真剣な表情で報告に聞き入っていました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。