ネパールの日本国大使館で事業資金の贈与契約署名式が行われました
2016/02/26
2016年2月24日、首都カトマンズの在ネパール日本国大使館において、平成27年度日本NGO連携無償資金協力事業「カルパチョウク行政村における生活改善事業(第2年次)」の資金贈与契約が締結されました。
事業地であるカブレパランチョウク郡カルパチョウク村では、2014年3月からコミニティ能力強化事業を、続く2015年3月からは生活改善 事業を実施してきました。この度の契約により、生活改善事業の2年目についても引き続き資金協力を頂けることになりました。昨年4月のネパール中部地震で大きな被害を受けた村にとって、復興を後押しする大きな力になるはずです。
生活改善事業は大きく3つの柱でできています。
- 農作物や畜産物の生産性・収益性を高めて収入を向上させること、
- 灌漑設備の建設・拡張を行い飲料水・農業用水を安定的に確保すること、
- 保健衛生に関する知識を普及させ村人の実践に繋げること。
地震発生以前にデザインされた事業ですが、復興に必要な活動が盛り込まれています。生活水準が向上すれば、損壊した自宅の再建等を含め、村人自身による村の復興を加速させることができます。昨年12月から開始した住居再建支援事業との相乗効果により、1日も早い復興を目指します。