NGO相談員の出張サービスで松江に行って来ました
2018/01/22
1月21日(日)、松江市国際交流会館で開催されたイベント「世界との出会いは一瞬、縁は一生 ~セカイの話、ちょっと聞いて~」(島根県青年海外協力隊OB会主催)でNGO相談員ブースを設置し、参加した大学生やOV(元青年海外協力隊員)、見に来た高校生などさまざまな方から相談を受けました。
イベントは、例年午後半日のところ、今年は初めての試みとして、午前中に大学生の活動発表を入れてみたそうです。島根大学と島根県立大学の3つのサークルが参加しました。島根県立大学では、学生のしたいことをコンペ形式で大学が支援する制度があり、2つのサークルがそれぞれ助成を得て活動を行ったことが報告されました。行動力のある活動と良いプレゼンテーションとに触発されて、他サークルの大学生から活発に質問が出ていました。サークル同士普段からコミュニケーションがあるとのことです。 午後は島根県内に住むALT(外国語指導助手)や留学生と、海外でボランティアや留学を経験された方のパネルディスカッションなどがあり、最後は全員でベナンダンスをマスターして帰りました。 展示も興味深いもので、青年海外協力隊員が帰国してから国内外を問わず課題にどのように取り組んでいるかの紹介と、島根に「Iターン」してきた人たちの紹介がありました。 期せずして、複数の方から「自分以外に国際協力に関心がある人が周りにいない」状況について相談を受け、そういった若い人たちが動き出すきっかけになれるよう、もっと高く、明るく、松明を掲げる必要を痛感して帰って来ました。 自分たちだけの報告会でも準備は大変です。大学生に発表の場を提供したOB会のみなさんと島根JICAデスクに敬意を表します。 (平成29年度外務省委嘱NGO相談員 富岡洋子)
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