学生インターン報告会を実施しました

2015/03/13
3月6日(金)にAMDA-MINDSの本部とインドネシア事務所でインターンシップを行った、岡山大学の谷脇理史さんの報告会を開催しました(インドネシア事業についてはこちら)。

インドネシア事業統括の梶田未央、インドネシア事業で酪農の技術支援に携わっている、三瓶スラウェシ友好促進センターの獣医師 中野光志先生も参加しました。谷脇さんは昨年から今年にかけて、本部でインターンを行い、その後、2月にはインドネシアのマサッカル市にある、AMDA-MINDSインドネシア事務所でインターンを行いました。現地では、事務所での仕事に加えて、小学校で牛乳を配る「スクール・ミルク・プログラム」にも携わり、地元の子供たちとも交流を深めました。

インドネシア事務所では机の上に山積みになった書類の事務作業をこなさなければならず、「NGOの仕事において、こんなにも事務作業が大変だとは思わなかった。NGOの仕事がどんなものか知る、とても良い機会になった」と話していました。学校では子供たちに日本の文化を分かり易く伝える活動もしました。相撲の写真を見せ、子供たちと一緒に紙相撲をしたところ、大変盛り上がったことを報告会では生き生きと話してくれました。
 一方、フィールドでは「シーズナル・カレンダー」と呼ばれる、村の人々の1年間の農作業の予定などをまとめ、様々な作物が生産されている村ですが、最も農繁期が重なる時期を避けるように、酪農研修を行う最適な時期について積極的な提案もしてくれました。全体を通じて、谷脇さんはインドネシアの現地スタッフが、真面目に、熱心に仕事に取り組んでいる様子に感銘を受け、また、様々な活動を通じ、大変良い刺激になったと話していました。

報告会ではインドネシアのお菓子や、フリホーレスという豆のペーストとサワークリームをトルティージャに巻いて食べるホンジュラスの食べ物がふるまわれ、参加者は各地の味を楽しんでいました。谷脇さんが今回の経験を生かし、今後ますます活躍されることを期待しています。

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インドネシアでは、日本文化の代表として、相撲を紹介しました
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紙相撲に夢中になるインドネシアの子どもたち

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カレンダーを作成した村人とスタッフ(右から4番目が谷脇さん)