定年おやじインドネシアを行く -南国つれづれ滞在記⑥- AMDA鎌倉クラブ 鈴木貢
皆さま、お正月はいかがお過ごしになりましたか? この南国つれづれ滞在記を書かせていただくのも6回目となりました。今回、私は3度目のインドネシア渡航を果たし、昨年の12月下旬にマカッサルにやって来ました。そして、1月末まで現地に滞在したので、初めてインドネシアで新年を迎えることとなったのです。 それでも大晦日を一緒にお祝いしようと、現地スタッフのヤディさんが自宅に招待してくれました。夕方からご家族と一緒に炭火で丸鶏をじっくり焼くバーべキューを楽しみ、食後は子どもたちと手持ち花火をしました。また、日本のお正月の風習を紹介しようとポチ袋を持ってきましたので、子どもたちに些少ですがお年玉を差し上げました。彼らはすぐ貯金箱に入れたそうです。 日本だと大晦日から新年にかけては除夜の鐘をつきにお寺へ参るか、神社へ初詣というのが一般的かと思いますが、インドネシアではそうもいきません。そこで、マカッサル市内では一番賑やかに年明けを祝うと聞いたロサリ海岸へ行ってみることにしました。夜11時頃にヤディさんと一緒に海岸へ向かいましたが、渋滞がひどくて車ではとても年明けのカウントダウンに間に合いそうにありません。途中で車を停めて徒歩で向かうことにしましたが、海岸沿いの道路は人が溢れ、各自が持参して気ままに打ち上げる花火がパンパンと鳴り響いていました。海岸では新年を盛り上げるためのイベントなどをやっていたわけではないですが、家族や友人、恋人たちが集って夜空に花火を打ち上げているのを見ると、それぞれが希望とともに新年を祝っているのかなと感じました。 |
|