ミャンマーにおける活動について
日本でも連日報道されているとおり、ミャンマーでは2021年2月1日の緊急事態宣言発令後、各地で死傷者が増え続けています。昨年から続く新型コロナウイルス感染症による影響に加え、こうした社会情勢のあおりを受け、多くの一般市民の暮らしは、より一層厳しさを増してきています。
アムダマインズは、前身である(特活)アムダ海外事業本部として活動していた1995年から、同地において保健衛生や生計の向上など、様々な分野の支援活動を継続して展開してきました。現在、主要都市であるヤンゴンをはじめ、マンダレー地域のメティラ、マグウェ地域のパウッ、そしてシャン州北部のラショーを拠点に、計58名のスタッフ(日本人駐在員3名、現地スタッフ55名)が、各地での事業実施に取り組んでいます。
こうした現地スタッフならびに事業の受益者、関係者の方々の安全を最優先に、在宅勤務やオンライン会議などを駆使しながら、私たちはいまも可能な限りの事業運営を日々継続しています。現地とは毎日連絡をとりあい、スタッフ全員の安否確認も行っています。ご心配下さっている皆様のお心遣いに、この場をお借りして、心よりの御礼を申し上げます。
アムダマインズを応援してくださっている支援者ならびに関係者の皆様からの想いを胸に、一人ひとりに寄り添った、きめ細やかで息の長い支援活動を続けていく所存です。これまでの皆様からのご理解とご協力に改めて感謝するとともに、今後も変わらぬご支援と、現地で活動を続けるスタッフへの応援を、よろしくお願いします。
海外事業運営本部長 白幡利雄
現在「Yahoo!ネット募金」でご協力を呼び掛けています。妊婦や授乳期の母親ら4,000人に食料を、困窮する400世帯に生活物資を配付する予定です。ぜひご支援ください。
(2021年6月21日更新)