地域のみんなで取り組む植林と水源保全
~令和7年度「緑の募金」による活動のご報告~
2025年7月から1年間、中米ホンジュラス共和国の南東部に位置するエル・パライソ県3市の15コミュニティにおいて、公益社団法人国土緑化推進機構「緑の募金」(公式サイトに移動します)の助成を受け、水源の保全とアグロフォレストリーを推進するための植林や、環境保全に関する研修に取り組んでいます。

植樹する苗木を受け取る参加者 
肥料づくりに関する研修
これまでに5,091本の苗木を植樹してきましたが、植えられた木はその後も大切に育てられています。そして、事業の終了を迎える今月も、現地の雨季の機会を活かして植樹を続けています。地域住民は、研修を通じて水源や森林管理に関する知識や技術を身につけ、各コミュニティでは責任を持って木を管理する委員会も設立されました。住民が協力しあって自然資源の保全に取り組むことで、コミュニティ全体の連帯感や主体性が育まれ、将来にわたって環境を守る仕組みづくりにもつながっています。
今回は、「緑の募金」のご支援によって生まれた変化について、活動に参加した方の声をご紹介したいと思います。
このプロジェクトに参加できたことを大変うれしく思っています。
たくさんの苗木を提供いただいたおかげで、農地の環境改善だけでなく、地域の水源林の再生にも取り組むことができました。植樹活動を通じて、水源を守ることが私たちの暮らしや農業にとってどれほど大切であるかを学んだことで、地域全体で自然を守ることの重要性を実感しています。
このような機会を与えてくださった関係者の皆さまに心から感謝しています。

「緑の募金」プロジェクトが私たちの地域に来てくれたことをとてもうれしく思っています。研修を通じて、森林や水源を守るために必要な知識を学ぶことができました。特に、水源周辺での植樹活動を通じて、地域のみんなが利用する大切な水源を守ることの意義を深く理解しました。また、果樹や樹木など多様な苗木をいただいたことで、農地の生物多様性も豊かになりつつあります。
このプロジェクトを通じて学んだことを今後も実践し、地域の自然環境を守っていきたいと思います。

地域の水源保全活動に参加できたことを大変感謝しています。プロジェクトから提供された苗木を活用し、私の住むエル・オコタル・コミュニティの水源周辺で植樹を進めることができました。また、果樹を取り入れたことで農地の作物が多様化し、生産性の向上にもつながっています。研修や技術指導を通じて、水や森林、環境を守ることの大切さを学び、地域全体の環境への意識も高まっています。これからも植樹活動を続けながら、さらに多くのことを学び、地域の自然資源を未来へ引き継いでいきたいと思います。

※フストさんとエステファニーさんが手にしている紙には、プロジェクトに参加した感想と、「緑の募金」を通じて支援してくださった皆さまへの感謝の言葉が書かれています。
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